間取りの関係でエアコンの真下にベッドを置かなくちゃいけないけれど、問題ないのだろうかとお悩みではありませんか?
エアコンの真下に頭が来る配置だけは避けましょう。
今回はどうしてエアコンの真下にベッドを置くと何が良くなくて、どうするべきなのかについて解説します。
風水への影響やゴキブリなど虫への対策についても紹介するので、ぜひ参考にしましょう。
エアコンの真下にベッドを置くのはよくない
エアコンの真下にベッドが来るような配置は基本的にはNGです。
理由は以下の3点です。
- エアコンの風が巻き上げたホコリが溜まる場所だから
- 風が当たり続けると体調を崩しやすいから
- ベッドが濡れるから
エアコンの風が巻き上げたホコリが溜まる場所だから
エアコンの下はホコリが溜まる場所になりがち。
とくに冷房時、エアコンの下には部屋中から巻き上げたホコリが滞留してしまうので、エアコンの真下に頭を持ってくると部屋中のほこりが集まるところに顔を置くことになり、ぜんそくなどの原因になってしまいます。
実際ぜんそくに苦しんでいた人が、ベッドの位置を変えただけで症状が改善された例も。
風が当たり続けると体調を崩しやすいから
エアコンの真下にベッドを置くことで風が当たりやすくなり、体調を崩す原因にもなります。
とくに暖房時はエアコンの風が下向きに流れるので、そもそも乾燥しがちな冬場にもかかわらず乾燥した風が顔に直撃してしまいます。
エアコンの風を一晩中受け続けることで自律神経に不調をきたす原因ともなるため、今すぐに枕の位置を変えましょう。
ベッドが濡れるから
エアコンから漏れた水がベッドを濡らす可能性もあります。
エアコンの使い始めは問題ありませんが、長年エアコンを使っていく中でエアコンから水が出てくる場合があります。原因はドレンホースが詰まってしまい、室内機内部の結露水があふれてしまうことです。
ドレンホースとは、冷房時に室内機内部の結露を排出するための配管です。ドレンホースの先は室外に露出しているので、しばしばゴミが詰まって詰まってしまいます。
エアコンからこぼれてくる水はきれいなものではないので、ベッドにつくとカビの原因にも。
エアコンの下にベッドがある場合風水への影響は?
エアコンの下にベッドを置いたときの風水へいい影響はありません。
風水上、枕元や頭上にものがある状態は「気の流れを悪くする」といわれます。ちなみに頭上に来てはいけないのはエアコンだけでなく、照明やシーリングファンも同様です。
ほかに風水のために気をつけるべき点は以下の通りです。
- 北枕
- 壁際
- ドアの正面でないこと
- 水槽や花瓶が近くにないこと
- 鏡に寝ている姿が映らないこと
エアコンからゴキブリが落ちてくる可能性はある
エアコンからゴキブリが落ちてくる可能性がある、という意味合いからもエアコンの下にベッドを置くことはおすすめできません。
通常、ゴキブリは室外に露出しているドレンホースからエアコンに侵入します。
ゴキブリの対策としては次の3つがあります。
- ドレンホースを地面につけない
- ドレンキャップを取り付ける
- 逆流防止弁を取り付ける。
そもそもドレンホースからゴキブリが入るのは、ドレンホースが地面についているから。
そこでドレンホースを地面から離して浮かせることで、侵入の機会を減らすことが重要です。
様々な制約でドレンホースを浮かせることが難しい場合、またドレンホースを浮かしているにもかかわらずゴキブリが入ってしまった場合には、ドレンキャップを取り付けましょう。安価かつ手軽に防虫効果を得られます。
また逆流防止弁を装着することで防虫効果を得る方法もおすすめ。
逆流防止弁は本来エアコンからコポコポと音がするときに使用する空気の逆流を防止する器具です。ただ空気も通さない分ゴキブリも通さないので効果は十分。
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